悲しい瞳をしたティンクル。
3月24日にレスキューされた、ポメラニアンのティンクルです。

推定8才くらいだと思われます。
歯の状態から先生と推測するのですが、今まで一度もケアをされた事の無い歯には
歯石がびっしりと着いてしまっています。

こんなに明るく、きれいで清潔な場所に来た事はきっと初めての事でしょう。
ティンクルは、人間に何をされるのか怖くて怖くて、固まってしまいました。

怖くないよ、もう大丈夫だよ、なんて言葉。
ティンクルの耳には届きません。
今まで、人間に酷い事ばかりされてきました。
だからもう、こうして固まって身を守るしか方法を知らないのです。
逆らえば、どうなってしまうのか。
今まで、仲間達がどうなってきたのか。それをよく知っているからだと思います。

右目は白濁しています。
もう、ある程度の年齢だから、よく売れる健康な仔犬は産めない・・・。
そう判断されて、放棄されたのでしょう。
今まで、人間の金儲けと、「可愛くて小さくて、安くて、絶対に健康な仔犬」だけを欲しがる
消費者たちの犠牲になってきたティンクルは、今は私達の言葉はウソだらけに
聞こえるのかもしれません。

メディカルチェックが終わり、預かり宅の我が家へやってきました。

この日は沢山沢山、吐きました。
その中には、毛やら、何やらわからない汚物まで。
排泄物も、黒い重油のような、においの激しい物でした。
今まで何を与えられて、今日まで生き延びてこれたのだろう。
その間、ティンクルは、ずっと涙を流していました。
苦しくて、苦しくて、でも、周りには怖い人間しかいない。
背中をずっとさすっていました。
怖がらせないように、目を見ず、話しかけず、たださすっていました。
しばらくすると落ち着き、固い床の方を選んで、ただひたすら眠りました。

ティンクルの為に用意したベッド。
でも、「ベッドで上で寝る」という事を知らない彼女は、今日もまた固い床の上にいます。
夜中は、うなされていました。
うぅ~・・うぅ~・・・と、いう声が聞こえ、朝も昼も起きず、声が止むと
黒いかたまりのようになり、生きているのかすらも分からず、何度も確認するほどでした。
ティンクルの体は疲れ果てていたんだと思います。

そして、何日間かぐったりと眠り、やっと起きられた・・・とほっと胸をなでおろした時・・・。
ティンクルの目は、以前の悲しい瞳のものとは違っていました。

人間は怖い。
人間は酷い。
人間は嘘つきだ。
だけど、それでも人間と一緒に生きていきたい。
そう、話してくれたような気がします。
人間のエゴかもしれませんが・・・。
・・・
そして、ちょうど一週間がたった頃、ティンクルはスポンジのように
愛情を吸収して、心を少しずつですが開いていってくれています。
間違いなく、人に寄り添い、人とともに生きる事を何よりの幸せに感じ、
私達のそばでいつも笑ってくれている子になれると思います。
片目が白く、こちら側は視力は無いと思います。
年も若くは有りません。
これから体に何か有るかもしれません。
だけど、残された日々を、ティンクルが心を許した愛する人とともに
暮らしてほしいと思います。
静かに、のんびり、空気のように。

だれか、ティンクルの愛する人になってくれませんか。

推定8才くらいだと思われます。
歯の状態から先生と推測するのですが、今まで一度もケアをされた事の無い歯には
歯石がびっしりと着いてしまっています。

こんなに明るく、きれいで清潔な場所に来た事はきっと初めての事でしょう。
ティンクルは、人間に何をされるのか怖くて怖くて、固まってしまいました。

怖くないよ、もう大丈夫だよ、なんて言葉。
ティンクルの耳には届きません。
今まで、人間に酷い事ばかりされてきました。
だからもう、こうして固まって身を守るしか方法を知らないのです。
逆らえば、どうなってしまうのか。
今まで、仲間達がどうなってきたのか。それをよく知っているからだと思います。

右目は白濁しています。
もう、ある程度の年齢だから、よく売れる健康な仔犬は産めない・・・。
そう判断されて、放棄されたのでしょう。
今まで、人間の金儲けと、「可愛くて小さくて、安くて、絶対に健康な仔犬」だけを欲しがる
消費者たちの犠牲になってきたティンクルは、今は私達の言葉はウソだらけに
聞こえるのかもしれません。

メディカルチェックが終わり、預かり宅の我が家へやってきました。

この日は沢山沢山、吐きました。
その中には、毛やら、何やらわからない汚物まで。
排泄物も、黒い重油のような、においの激しい物でした。
今まで何を与えられて、今日まで生き延びてこれたのだろう。
その間、ティンクルは、ずっと涙を流していました。
苦しくて、苦しくて、でも、周りには怖い人間しかいない。
背中をずっとさすっていました。
怖がらせないように、目を見ず、話しかけず、たださすっていました。
しばらくすると落ち着き、固い床の方を選んで、ただひたすら眠りました。

ティンクルの為に用意したベッド。
でも、「ベッドで上で寝る」という事を知らない彼女は、今日もまた固い床の上にいます。
夜中は、うなされていました。
うぅ~・・うぅ~・・・と、いう声が聞こえ、朝も昼も起きず、声が止むと
黒いかたまりのようになり、生きているのかすらも分からず、何度も確認するほどでした。
ティンクルの体は疲れ果てていたんだと思います。

そして、何日間かぐったりと眠り、やっと起きられた・・・とほっと胸をなでおろした時・・・。
ティンクルの目は、以前の悲しい瞳のものとは違っていました。

人間は怖い。
人間は酷い。
人間は嘘つきだ。
だけど、それでも人間と一緒に生きていきたい。
そう、話してくれたような気がします。
人間のエゴかもしれませんが・・・。
・・・
そして、ちょうど一週間がたった頃、ティンクルはスポンジのように
愛情を吸収して、心を少しずつですが開いていってくれています。
間違いなく、人に寄り添い、人とともに生きる事を何よりの幸せに感じ、
私達のそばでいつも笑ってくれている子になれると思います。
片目が白く、こちら側は視力は無いと思います。
年も若くは有りません。
これから体に何か有るかもしれません。
だけど、残された日々を、ティンクルが心を許した愛する人とともに
暮らしてほしいと思います。
静かに、のんびり、空気のように。

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