2015年03月 | Wonderful Dogsの保護犬情報

2015年03月

悲しい瞳をしたティンクル。

3月24日にレスキューされた、ポメラニアンのティンクルです。

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推定8才くらいだと思われます。
歯の状態から先生と推測するのですが、今まで一度もケアをされた事の無い歯には
歯石がびっしりと着いてしまっています。

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こんなに明るく、きれいで清潔な場所に来た事はきっと初めての事でしょう。
ティンクルは、人間に何をされるのか怖くて怖くて、固まってしまいました。

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怖くないよ、もう大丈夫だよ、なんて言葉。
ティンクルの耳には届きません。

今まで、人間に酷い事ばかりされてきました。

だからもう、こうして固まって身を守るしか方法を知らないのです。
逆らえば、どうなってしまうのか。
今まで、仲間達がどうなってきたのか。それをよく知っているからだと思います。

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右目は白濁しています。
もう、ある程度の年齢だから、よく売れる健康な仔犬は産めない・・・。
そう判断されて、放棄されたのでしょう。

今まで、人間の金儲けと、「可愛くて小さくて、安くて、絶対に健康な仔犬」だけを欲しがる
消費者たちの犠牲になってきたティンクルは、今は私達の言葉はウソだらけに
聞こえるのかもしれません。

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メディカルチェックが終わり、預かり宅の我が家へやってきました。

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この日は沢山沢山、吐きました。
その中には、毛やら、何やらわからない汚物まで。
排泄物も、黒い重油のような、においの激しい物でした。
今まで何を与えられて、今日まで生き延びてこれたのだろう。

その間、ティンクルは、ずっと涙を流していました。
苦しくて、苦しくて、でも、周りには怖い人間しかいない。

背中をずっとさすっていました。
怖がらせないように、目を見ず、話しかけず、たださすっていました。

しばらくすると落ち着き、固い床の方を選んで、ただひたすら眠りました。

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ティンクルの為に用意したベッド。
でも、「ベッドで上で寝る」という事を知らない彼女は、今日もまた固い床の上にいます。

夜中は、うなされていました。
うぅ~・・うぅ~・・・と、いう声が聞こえ、朝も昼も起きず、声が止むと
黒いかたまりのようになり、生きているのかすらも分からず、何度も確認するほどでした。

ティンクルの体は疲れ果てていたんだと思います。

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そして、何日間かぐったりと眠り、やっと起きられた・・・とほっと胸をなでおろした時・・・。

ティンクルの目は、以前の悲しい瞳のものとは違っていました。

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人間は怖い。
人間は酷い。
人間は嘘つきだ。

だけど、それでも人間と一緒に生きていきたい。

そう、話してくれたような気がします。
人間のエゴかもしれませんが・・・。

・・・

そして、ちょうど一週間がたった頃、ティンクルはスポンジのように
愛情を吸収して、心を少しずつですが開いていってくれています。

間違いなく、人に寄り添い、人とともに生きる事を何よりの幸せに感じ、
私達のそばでいつも笑ってくれている子になれると思います。

片目が白く、こちら側は視力は無いと思います。
年も若くは有りません。
これから体に何か有るかもしれません。

だけど、残された日々を、ティンクルが心を許した愛する人とともに
暮らしてほしいと思います。
静かに、のんびり、空気のように。

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だれか、ティンクルの愛する人になってくれませんか。











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